「組織は合理的に失敗する」とも言います。私たちはこれまで数多くの失敗事例、腐敗事件が、企業や行政組織において起こることを目の当たりにしてきました。
対策として、原因究明だけではなく、初期のサインを見逃さないことが大切です。
私は [1]日常の雑事を面倒に感じ始めていないか [2]喜怒哀楽をコントロールできているか [3]欲をセーブできているか [4]信念とモラルに頑固であり続けているか、の4項目を常々セルフチェックしています。
要約すると「調子に乗らず、地に足がついているか」。私が座るこの椅子は、座り様によっては腐敗の温床にもなり得ることを強く自覚しています。